第1回熊谷駅ピアノコンテスト審査報告

8月17日審査実施

去る令和5年8月17日、熊谷市銀座の熊谷駅ピアノ実行委員会事務局において、第1回熊谷駅ピアノコンテストの審査が行われました。審査員は、熊谷駅ピアノ実行委員会通常会員10名とピアニスト森田義史氏の11名ですが、1人所用のため出席出来ず、当日は10名での審査となりました。後日欠席だった方の審査が行われ、11名での審査で評価し最終予選進出者を決定いたしました。
審査対象は、アップロードミスのあった1人を含め61組となります。

審査方法

審査方法は、審査対象者の演奏をそれぞれ次の項目で評価いたします。評価基準は審査員によりまちまちになります。

  • 音楽の表現力(20点満点)
  • 演奏技術の完成度(20点満点)
  • 音楽に向き合う姿勢、情熱(20点満点)
  • 独創性、オリジナリティ(20点満点)
  • 演奏パフォーマンス及び動画の完成度(10点満点)
  • 「いいね!」の数(10点満点)

最後の「いいね!」の数の評価方法は、次の通りです。
YouTubeチャンネルの「いいね!」の数を偏差値に換算し、75以上は10点、74〜70は9点、69〜65は8点、64〜60は7点、59〜55は6点、54〜50は5点、49〜45は4点、44〜40は3点、39〜35は2点、34以下を1点とし、加算いたします。偏差値を利用することにより、万が一「いいね!」に組織票が入った場合でも、その影響が最小限に抑えられると判断したためです。

以上の6項目を審査員毎の審査シートに記入し、得点の高い上位10組をその審査員が選んだ「最終審査で見たい人」とします。審査員の支持を集めた人から順に上位10組を最終審査進出者といたします。
この審査方法ですと、万が一不正があった場合でもその影響を最小限にし、審査員総意が反映しやすいからです。仮に審査員が「ある人に100点、それ以外の方には0点」を付けたとしても総得点式ではないので、結果に表れる部分は最小限で抑えられます。ショパンコンクールでも採用されている審査方法です。

審査結果

上記の審査方法で厳正な審査を行った結果、審査員全員の支持「100%の支持」を受けた方が4組いました。続いて「64%の支持」を集めた方が2組、「55%の支持」を集めた方が2組、「45%の支持」を集めた方が1組、「36%の支持」を集めた方が3組となりました。ここで12組となり、予定していた10組を超えていますが、一組でも多く出演させてあげたいという意見が出て、決選投票とすることなく12組の方々に出ていただくこととなりました。
また、残念ながら落選した「27%の支持」を集めた方の中には、当選された方より総得点で上回っている方がいました。これを「審査のアヤ」と呼ぶのでしょう。

それでは、最終予選通過者を発表いたします。お名前の前の番号はYouTubeチャンネルでの数字で、成績とは何の関係もございません。また、敬称は省かせていただきます。

  • 004 無名
  • 009 みーことり
  • 013 ぴよまる10歳
  • 018 にじのーとファミリー
  • 023 リュウ×コウWORLD
  • 040 ブラインドこうたろう
  • 044 耳コピ少年
  • 049 ピアノ男子高校生
  • 054 Kucchy★彡くっちー
  • 058 1216
  • 061 高校生1
  • 062 Lycoris

選ばれた皆様おめでとうございます。残念ながら落選された方、次はあなたが選ばれるかも知れません。
今後も是非、熊谷駅ピアノを楽しんでいただけたら幸いです。